【USMシーズン16使用構築 】 一天攻勢誘い攻めシンオウスタン【最高1896】

はじめまして、スズという者です。

 

今回、シーズン16にて私の大好きなトゲキッス入りの4世代統一パーティにて自己最高レートを大きく更新できたので、記念に構築記事にしました。

 

f:id:Suzu_sinnoh:20190903200946p:plain

 

〈構築経緯〉

もともとシンオウポケモン、とりわけトゲキッスが大好きで統一パで戦っていましたが、トゲキッスというポケモンの弱点とシンオウ統一の弱点が比較的似ており、あまり選出ができませんでした。

そこで既存の構築記事から4世代のポケモンを多く採用しているものを参考としながら、トゲキッスに独自の役割を持たせることを目標に構築を作成しました。

 

今回の構築のベースは、シーズン13にてホソナガくん さんが使用していたロップクレセジバコ軸攻めサイクルとなります。

https://hosonagakun.hatenadiary.jp/entry/2019/01/08/155314

 

【個体紹介】

 

既存記事のアレンジ構築なので、トゲキッス以外は簡単に済ませます。

 

トゲキッス

f:id:Suzu_sinnoh:20190903203017p:plain

S:準速レヒレ抜き

H:16n+1

D:無補正アーゴヨンのヘドウェ確定耐え

C:残り振れるだけ

B:端数

 

元記事でのカプ・レヒレの代役、そして本構築のエースとなります。

もともと4世代ポケモンは高水準のステータスと引き換えに優秀な積み技を持つポケモンが少なく、またSラインもミミロップマニューラを除き低いため、サイクル戦重視となりやすい世代です。

元記事においてもレヒレ以外に積み技がなく、受けポケを突破するのが困難になることが容易に予想できたため、逆に呼ぶ受けポケを起点に圧をかけていける型に調整しました。

環境に多いカバルドン等の受け役を逆に起点にし、後続を抜いていくのが基本の勝ち筋になります。

元記事と比べ後述のポケモンたちにS操作手段を多く仕込んだため、誰と一緒に選出しても腐りにくく、扱いやすかったです。

 

元々はS実数値135のHCSベースで運用していましたが、パーティ単位で重いレヒレが準速以下の割合が高いため、Sラインを実数値138まで伸ばしたところ対レヒレの安定度が格段に上がりました。

特に素の耐久がそこそこ高いので、受けポケの攻撃を受けても身代わりが残ることが多く、対受けループ性能は抜群に高いです。おそらく勝率は8割以上はあったかと思います。

ちなみに対受けループではラッキーがいれば確実に受けに来るので、ラッキーの初手毒に合わせて身代わりアンコを押し、アンコ解除での引き際に悪巧み、次も9割9分ラッキーが戻ってくるので再び悪巧みを打ちます。

この時点でBDラッキーが確4になるので、身代わりが残ったままラッキーを突破できることが多いです。もし運悪く身代わりを地球投げで割られた場合でも、アンコールで縛れば残飯の回復により地球投げを4発受けられるので、最悪怯み0でも外さなければそのまま殴り勝てます。ラッキーを倒したらそのまま+4エアスラで後続をなぎ倒しましょう。その日の夜は気持ちよくぐっすり眠れるはずです。

初見でこの型を読まれることはほぼなく、サンダーやガルドも悠長に毒から入ってくるのでむしろカモでした。

ラッキーが出てくる前に身代わりを見せてしまうと試合がもつれてダルいことになるので、有利対面でも身代わりをグッと我慢するのがポイントです。

 

体感選出率2位(75%)

 

 

ミミロップ

f:id:Suzu_sinnoh:20190903203024p:plain

A:ぶっぱ

S:ぶっぱ

H:端数


唯一元記事から変わっていないポケモン

今期は膝をそこそこ当ててくれたので偉かったです。

ヒレグロスが重いため、レヒレに対して非メガの状態で猫恩返しを入れ、2サイクル目でメガ猫を打ち、クレセから再展開して全抜きするムーヴが多かったです。

 

体感選出率4位(45%)

 

 

マンムー

f:id:Suzu_sinnoh:20190903203355p:plain

参考記事よりそのまま採用

はたき落とす→岩石封じへ変更

 

並び上通りやすく見えるメガクチートアシレーヌマリルリあたりのポケモンを初手に誘い地面Zで粉砕するムーヴが面白いように刺さりました。

キッスのおかげでポリゴン2が比較的突破しやすかったので、重めのギャラドス、カプレヒレの受け出しのケアができる岩石封じを採用。キッスとのシナジーも含めて、採用は正解だったと思います。

 

体感選出率3位(65%)

 

 

ガブリアス

f:id:Suzu_sinnoh:20190903203458p:plain

A:ぶっぱ

S:ぶっぱ

D:端数

 

逆鱗→どくどくへ変更

 

主に対リザグロス軸と対ルカリオ、対ドリュウズへ選出しました。

特にレヒレが抜けた都合ルカリオが極端に重くなったため、対ルカリオの際は選出率100%でした。

どくどくを採用したのは500戦を超えたあたりからでしたが、私がカビゴンやポリ2に膝を当てるのが下手くそなのでとても助かりました。

 

体感選出率5位(20%)

 

 

クレセリア

f:id:Suzu_sinnoh:20190903203544p:plain

H:ぶっぱ

B:ぶっぱ

S:端数

 

凍える風→ムーンフォースに変更

 

約束された過労死枠。

パーティの歪みはだいたいこの子にカバーしてもらいました。

本当は凍える風も欲しかったのですが、どうしてもギャラドスゲッコウガが重いため泣く泣くムーンフォースを採用。

ヒレの起点になりやすいので交換読みは積極的にしていった方がいいと思います。

 

体感選出率1位(80%)

 

 

ジバコイル

f:id:Suzu_sinnoh:20190903203624p:plain

 元記事よりそのまま採用

 

10万ボルト→放電に変更

 

対カグヤ、ハッサムナットレイ以外にはほとんど出しませんでした。しかし、出した試合に関しては勝率は一番高かったと思います。

 

体感選出率6位(15%)

 

 

【基本選出】

トゲキッス+クレセリア+ マンムーorミミロップ

ガブリアスジバコイルは厳しい相手に出します。

対受けループにはトゲキッス先発の裏マンムージバコで置けば大抵勝てます。

 

【厳しいポケモン

・最速orスカーフのカプ・レヒレ

もともと特殊水の受けが厳しい統一であるため、採用率からS実数値138以上のレヒレを切った構築として組んでいました。

Sが高いだけであればある程度誤魔化しは効きますが、最速怒り挑発レヒレが来るとほぼ負けます。

 

ヒートロトム

有効打が少なく、特にレヒレグロスと同居しているヒトムからクレセが毒を貰う展開が厳しかったです。

 

・カバドリ

ドリュウズの対策がガブリアスに一任してあるため、ステロを阻止できなかった時点でほぼ負けます。

私は一度も勝てませんでした。

 

・ギャラアゴハッサム

クレセが過労死します。

 

オニゴーリ

交代際に毒か電磁波を当て、キッスで粘ることで対策としていたため、かなり厳しかったです。

マンムーやジバコで突っ張ろうにもいつも引きが悪く、キッス以外では一度も突破できませんでした。

 

ドーブル

何でお前1シーズンで8回もマッチングするんだ。

 

 

【おわりに】

最終日前日にここまで上がってきたものの、最終日のマッチングは構築の前提としていた準速レヒレが1匹も来ないどころか、オニゴーリを睨んでかグロスツルギドリュウズといった高速鋼のオンパレードに出くわし、大量にレートを溶かしてしまいました。(最終1704)

環境の変化に対応できなかった辺り、まだまだ弱いことを思い知らされました。

 

f:id:Suzu_sinnoh:20190903203713j:plain


シーズン17はどれだけ潜れるかわかりませんが、シンオウでも戦えるという手ごたえはつかんだので上を目指せればなと思います。

 

駄文を垂れ流したかのような記事でしたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

ps.誰かシンオウ統一の構築記事があれば教えてください。

探し方が悪いのかひとつも見つかりません…。